「すし切り祭り」2019年の日程・駐車場・交通規制は?近江の奇祭の見所は?

滋賀県守山市で行われる神社で少し変わった神事が

今でも受け継がれています。

 

古式ゆかしい伝統が引き継がれ、神事としてふなずしが献上される儀式を「すし切り」と言います。

 

境内で大勢の方に見守られながら、ふなずしを捌く若者たちは緊張するでしょう。

 

古くから伝わっているすし切りの神事と無形民俗文化財となっている長刀踊り、練子(かんこ)の舞などの見どころを紹介していきます。

 

【すし切り祭り】日程

毎年5/5が神事。5/4は宵宮

※5/4は、この土地の新氏子へのお祝いのため、見に来られる方は5/5にいらしてください。

 

開催場所は?

下新川神社(しもにいかわじんじゃ)で行われます。

野洲川沿いには、野洲市野洲にある上新川神社と

守山市立入町にある新川神社がありますので、

間違えないようご注意ください。

 

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【すし切り祭り】の見どころは?

引用:すし切まつり(新下川神社祭礼)

 

通常ではあまり見ることができない神社の神事を

間近に見ることができます。

 

特にこの神社では献上されるのが、コメや農作物ではなく、

ふなずしを切って奉納するという珍しい神事が見どころです。

 

5/4は宵宮として、新氏子を祝うため裸の青年たちが

大太鼓を担ぎながら一晩中各家を廻ります。

 

巡行には大人に付き添われた小中学生も

「ちょこせ、ちょこせ」のかけ声をかけながら、

高提灯をかざしてお供をします。


その年の神輿番が担ぐ神輿と大太鼓をかつぐ若者たちが、下新川神社参道付近で競り合いをする「卯の時渡し」が行われます。

 

夜が明け始め、空がうっすらと白くなり始める頃です。

 

見所ポイント① 【下新川神社の神事】

 

5/5(日・祝)は、

朝から地元関係者の列席のもと神事が行われ、

正午頃より境内にてすし切りが行われます。

 

伝わっている古式にのっとり、裃姿で脇差を差す若者が2人でふなずしを捌いていきます。

 

使われるふなずしは現在のふなずしのもとになっていて、違いは塩漬けしたものが使われます。

 

選ばれる若人は当番組の中から、各家の長男であるという決まり事があります。

 

新魚箸(まなばし)という鉄製の箸と包丁を持ち、

まな板の上のふなずしに直接触れることなく、切り分けます。

 

無言のまま所作をピタリと合わせるところに見ごたえがあります。

 

周囲の目と村の平安のために行われる神事で、受けるプレッシャーは相当なものでしょう。

 

介添え役は、「板直し」と言われ、すし切りを経験したことのある先輩2人が担当します。

 

緊張している最中、汗を拭いてあげたりするところが、見ている人たちに笑いを誘うような一面もみられます。

 

見所ポイント② 【かんこの舞、長刀踊り】

引用:すし切祭り(下新川神社祭礼)

 

神事のあと、神輿が担がれ、国の無形重要文化財に選ばれている「諌鼓(かんこ)の舞」や長刀振りなどが奉納されます。

 

「かんこの舞」は獅子舞の一種で、雌の獅子が持つ太鼓に雄の獅子がバチを持って舞う様で、二人が向かい合って踊ります。


音頭とり、鉦、太鼓などによる「さんやれ」のお囃子に合わせて獅子が舞うことが特徴です。

 

 

神輿をかつぎながら移動し、辻々で鉦、太鼓、ささら、しっころ、サンヤレの囃子に合わせて踊りを披露します♪

 

神輿は小宮さんと呼ばれる大水口神社まで練り歩きます。

 

小宮さんを出発する頃は日が暮れ始める頃です。

 

下新川神社に戻った行列は、境内で最後の一踊りと神輿を納め、祭りは終了します。

 

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【すし切り祭り】交通規制情報

公式には、交通規制の案内は出ていません。

神事のあと神輿が通る時には、一時的に規制が行われるかもしれません。

 

アクセスは?

電車の場合
JR琵琶湖線 守山駅から近江バス「新下川神社」バス停下車 すぐ

 

車の場合
  • JR守山駅から約25分
  • 名神高速栗東ICから車で40分

 

【すし切り祭り】駐車場情報

下新川神社には駐車場はありません。

 

専用駐車場は?

神社の祭礼のための特別な駐車場は設けられていません。


コインパーキングをご利用ください。

 

 

まとめ

祭神の豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が、湖賊の平定に行く際に休憩しをした時に、ふなの塩漬けを焼いて献上したことが大変喜ばれたという故事が起源とされている神事です。

 

祭り全体は祭礼式法記に習って執り行われ、毎年町内で担当の組があります。

 

一昔前までは厳格なしきたりの中で行われていた神事で、以前は女人禁制でしたが、少子化の波を受け女児の出番も増えてきています。

 

いにしえの伝統を守りつつ、新たな形も加えて町民がたのしく過ごせる祭りとなることが望まれているようです。

 

夜中に巡行する宵宮も簡素化されてきて、参加しやすい祭りへと変革の時期にきているのでしょう。

 

幸津川町民の大切な文化として、引き継がれていってもらいたいものです。