ディアペイシェント原作ネタバレ!結末で明かされる最恐クレーマーと意外な真犯人の存在とは?

医師・病院に対する考え方が変わると話題の「ディアペイシェント」。

演技派女優の貫地谷しほりさんを主演に迎え、ついにドラマ化を迎えました!

「原作のリアリティーをどこまで描くのか、早く見たい!」とすでに話題沸騰!

そうなると気になるのが、原作や原作のネタバレ、結末ですよね。

そこで、今回はディアペイシェント原作ネタバレ、原作者、結末、脚本家など、原作にまつわる情報を詳しくご紹介していきます!

ディアペイシェントの原作ネタバレ!

「患者を大事にする」の理想と現実

主人公の千晶は、「患者を診て治療する」という医師の理想を叶えるため、勤めていた大学病院を退職し、「患者を大事にする」と評判だった佐々井記念病院に再就職しました。

ところが、その評判は名ばかりで、千晶が目指していた診療とは大きく解離している現状がありました。

「患者を大事にする」という名のもと、「患者様第一主義」「患者獲得競争」に振り回され、納得のいかない「3分診療」を行わされ、お客様目線で上からものを言う患者「様」のクレーム対応の嵐、さらには激怒した患者様からの医療訴訟に怯える日々…。

サービス業として病院経営の背景に、医師の過重労働、患者と医師のパワーバランスの変化、医療訴訟など昨今の医療現場が抱える「闇」がそこには存在していたのです。

 

千晶に付きまとう「最恐ペイシェント・座間」が怖い!!

そんな医療現場で働く千晶のもとに、ある男が近づいてきます。

その男の名は「座間」。

最初は、ウォーキングの途中と病院内に立ち寄り、何かと千晶に話かける不気味な男でしたが、そのうち、千晶の患者として姿を現すようになり、何かと理由をつけては、頻繁にかつ大量に睡眠薬を処方するように迫ってきたのです。

千晶がその頻度の多さに言い知れぬ焦りと恐怖を抱えて、睡眠薬の処方を渋ると、座間は逆上し、大騒ぎをするため、やむなく処方し続ける日々が続きます。

座間の嫌がらせは、日に日に悪質さを増し、座間は個人ブログで、病院や千晶への不満、さらに千晶の実名・写真をさらすなど、ネットによる中傷を開始。

それによって病院内の「患者様プライオリティー推進委員会」で事実関係を追及されたり、千晶の夜間当直の日を狙って待ち伏せをして、千晶のプライベートな話を握っていたり、座間の診察に恐怖を感じていた千晶に、患者側が診察を求めるにもかかわらず拒んだ場合、法律違反を犯すことになると脅してきたり…。

千晶の精神状態はもうギリギリになってしまった。

もはや座間は患者ではなく、「恐怖そのもの」でしかなくなっていたのです。

 

陽子の自殺、患者による傷害事件

千晶を励ましてくれる優しい陽子先生が、突然、自殺してしまいます。

医療訴訟で勝てる見込みがなくなり、自ら命を絶ってしまったのです。

陽子が自殺したショックと同時に、医師が患者に追い詰められて自殺するなんて…患者さんは神様なの?という怒り、そして、陽子の葬式に来た患者達が口にした、陽子への感謝の言葉に驚きと悲しみをよりいっそう深く感じました。

患者に寄り添う陽子の診療は、しっかりと患者たちに伝わっていたのです。

陽子のご両親に

「医療とは不確かなものです。失敗しようとして医療行為をする医師など、ひとりもいません

早朝から診療にあたり、深夜の当直、多くの患者さんの命を救い、頼りない後輩を励まし支えてくれました。

眠れなくても、休めなくても、報われなくても、ぐちひとつこぼさず、医師としてあるべき姿を見せてくれました」と頭を下げる千晶は涙が止まりませんでした。

陽子の自殺以外にも、千晶の先輩医師・金田の女性患者が診察中に金田を包丁で殺傷する事件が起きました。

それにもかかわらず、病院の体制は変わらず、「患者様第一主義」。

その現状に、千晶は患者さん1人1人に寄り添える医療がしたいと、山梨で病院を経営している父のもとに相談しにいきます。

 

理想の医療とは?

迷える千晶に、医師を長年勤めてきた父がある言葉を贈ります。

「人は必ずいつかは死ぬということだ。

だから、治すための医療だけじゃなくて、幸せに生きるための医療を考えてきた。

たとえ病気があっても、その病と共存して、最後まで心地よく生きられるような医療を誠実にやってきた。

その先に死があっても、それは受け入れる」

「千晶は、誠実に患者を癒し続ける人でありなさい。

その医療が、いかにささやかであろうが、愚鈍に見えようが、誤解を生もうが、力不足であろうが、それでいいんだ」

ささやかな医療であっても、誠実ならばその気持ちは必ず患者に伝わる。

愚鈍に見えても、いつかそれが王道だと知ってもらえる、誤解を生んでも、時を越えて理解されるときがくる、力不足だったという経験を糧に、精進すればいい。

最初から完璧な医師なんていないんだから」

この父の言葉を受け、千晶は今の病院を辞める決意をします。

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ディアペイシェント原作の結末は?

千晶に否応なしに襲いかかる医療現場の闇…その結末はどうなってしまうのか、ご紹介していきます。

 

  • 最恐ペイシェントの正体

座間が執拗に嫌がらせをしてくる背後には、ある思惑がありました。

その思惑とは、ライバル病院との熾烈な生存争いであり、目障りな佐々井記念病院の名を貶める「妨害行為」がその目的だったのです。

実際に、佐々井病院の経営は、座間ブログの中傷デマ嫌がらせ記事、陽子の自殺の件、金田直樹の傷害事件という風評被害により、患者数は50%減となり、厳しいものとなっていました。

さらに、そこに認知症患者・浅沼知恵子の運転ミスで外車が病院に突っ込み、死傷者が多数の事件が勃発。

状況は思わぬ方向に転がりだします…その重症被害者に座間が含まれていたり、糖尿病を患う座間の不可解な金の流れを不審に思っていた金田の推理により、座間のブログ画像解析で一連の嫌がらせの真相が解明されたのです。

座間は、もともと工場に勤める真面目な熟練工でした。

母と二人暮らしで平穏な生活を送っていましたが、母の介護が入ってきたことで、職を辞めざるを得なくなり、貧困・親の介護の狭間でどんどん追い詰められ、座間は精神を病んでしまったのです。

「子が親の介護を行うのは当然」という信条が彼をがんじがらめにし、社会を恨み、医療を恨み、彼をモンスターに変えてしまったのです。

 

  • 千晶が診療所を開業

父からの助言を受けた千晶は、理想の医療ができない今の病院を辞めることにします。

そして前を向き、自らの理想とする診療所を作ることを決意します。

ディアペイシェント原作小説が実写化!

まずは、原作小説について、ご紹介していきましょう♪

  • 原作について

原作は「南杏子」さんが2018年に2作目として刊行した長編推理小説「ディア・ペイシェント」です。

2018年1月25日に刊行、「ディア・ペイシェント 絆のカルテ」と改題し、幻冬舎文庫から2020年1月24日に文庫化されています。

題材として選んだのは、「医師と患者の信頼関係が失われた医療現場」で、最終的には医師に対する誤解が少しでも解け、患者と医師、お互いが歩み寄って信頼関係が築けたらという気持ちをもって、書き上げた作品だそうです。

南杏子さんは終末期医療専門病院に内科医として勤務している現役の医師でもあるため、小説内で表現される医療現場の実情は、「本当にフィクションなの?」と思ってしまうほど、リアル!

病院にまつわる重く深い描写、その内情を知った上で医師として向き合っていく姿が見所の作品です。

原作は、以下の7つの章から構成されています。

  • 第一章 午前外来
  • 第二章 夜間当直
  • 第三章 オアシス
  • 第四章 豹変
  • 第五章 攻撃
  • 第六章 崩壊
  • 第七章 日常

 

  • 原作あらすじ

病院を「サービス業」と捉え、「患者様プライオリティー」を唱える佐々井記念病院の医師たちは、さまざまな問題を抱えていた。

一人は、執ように嫌がらせを繰り返す“モンスター・ペイシェント”に付きまとわれる若き女性医師。

一人は、明るい性格で患者からも好かれているが、大きな医療訴訟を抱え悩む先輩女医。

一人は患者とは一定の距離を置きながらも、にん傷沙汰に巻き込まれてしまう同僚医師。

果たして、彼女らは、希望を見いだせるのか?

引用:https://www.nhk.or.jp

ドラマでは、主人公の真野千晶役に貫地谷しほりさん、信頼のおける先輩女医・浜口陽子役に内田有紀さん、“最凶のモンスター・ペイシェント”・座間敦司役に田中哲司さんを迎え、感涙のハートフルドラマを、時にサスペンスを交えて描いくそうですよ!

尚、ドラマ放送については延期になってしまいました…楽しみだったので、残念。

<放送延期のお知らせ>

新型コロナウイルスの影響により、放送予定を延期することとなりましたので、お知らせいたします。
なお、放送日については、決まり次第、番組表やホームページ等でお知らせいたします。

引用:https://www.nhk.or.jp/drama/drama10/dearpatient/

 

 

  • 原作者について

著者の南杏子さんの経歴はちょっと異色。

最初から医学部を目指して、医者になったのかなぁなんて勝手に思っていたら、大違い!

とてもユニークな経歴の持ち主だったんです。

大学を卒業後、出版社で勤務。

結婚・出産を経て、乳幼児の病気の取材をきっかけに、医学を「もっと知りたい」「どうしたら病人の役に立てる人間になれるのか」という気持ちを持ち始め、猛勉強の末、33歳で東海大学医学部に学士編入、39歳で医師になります。

その後、夫に伴って通い始めた小説教室に通い、小説執筆がはまり、2016年、55歳で「サイレント・ブレス」で小説デビューを果たしたのです。

すごいバイタリティーと信念を持った方ですよね~。

作品からも、その揺るぎない信念を感じるような気がする…そんな素敵な作家さんです。

実際に原作を手に取られた方の評価も高いですし、ドラマ化にあたって、演じる役者さんも実力派揃いで、かなり期待値も高いようですね。

ディアペイシェントの脚本家は?

評価が高い原作ゆえ、ドラマ化のキーを握る脚本家が誰なのか、気になりますよね?

次はディアペイシェントの脚本家について、ご紹介してきます。

脚本家は、「荒井修子」さんです。

日本大学芸術学部卒業後、ドラマ制作会社を経て2004年脚本家デビューし、その後多数のヒットドラマの脚本を手掛けています。

荒井修子さんの手掛けたドラマの脚本はたくさんあるので、代表作を少しだけご紹介。

代表作
  • 弁護士のくず(2006年)
  • パパとムスメの7日間(2007年)
  • マザー・ゲーム(2015年)
  • ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜(2016年)
  • プリティが多すぎる(2018年)

まとめ

今回はディアペイシェント原作ネタバレ、原作者、結末、脚本家など、原作にまつわる情報をご紹介してきました。

医師・病院に対しての見方が変わる作品ですよね?

千晶の理想とする医療の形は、きっと「医は仁術」

「医療とは、機械的な体を治す行為だけではなく、患者の生き方を尊重し、人徳を施すことでもある」という意味です。

理想の医療の現実とギャップの中で、苦しみながらも、自らの答えを導けたラストは、感動です。

医者と患者、立場は違えど、病気を直したいというゴールは同じはず。

お互いの立場を知り、歩み寄ることで、最善の医療に近づいていく…それを教えてくれる原作でした。

ドラマ出演者もみんな実力派俳優さんですし、リアリティー高い原作をさらに、彩ってくれるのではないかと、ドラマ化が楽しみでなりませんね♪

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